ジョージ・クルーニー率いる豪華キャストで今もなお根強い人気を誇る映画『オーシャンズシリーズ』。宝塚歌劇団により舞台化もされ、2018年には最新作の『オーシャンズ8』が公開されました。3作目の『オーシャンズ13』から11年越しの新作とあって大変話題になりましたね。
そんなオーシャンズシリーズの原点である『オーシャンズ11』を初めて見た人は、かなりの割合でこう思うのではないでしょうか。
「めっちゃ面白いけど、登場人物多すぎてわけわかんねぇ・・・」
オーシャンズ11のメンバーってそれぞれが各分野においてのスペシャリストだってことは分かるのですが、1度見ただけでは誰の何がどうすごいのかが分かりづらいんですよね。11人もいると名前も覚えられないし。序盤でさらっと説明はあるんですけど、さらっと過ぎて忘れてしまうんですよ。
そこで、オーシャンズ11の各メンバーが何のスペシャリストでどんな人物なのかをまとめてみました。メンバーのことを知って、もう一度映画を見ればさらに楽しめるはず。
記事の最後に感想もありますので、お時間あるときにでも読んでいただけると嬉しいです。
目次
あらすじ
服役中のカリスマ詐欺師『ダニー・オーシャン』は、ラスベガスにある三大カジノの資金が集まる地下巨大金庫の強奪計画を企てていた。ようやく保釈をむかえたオーシャンは、泥棒仲間の『ラスティ・ライアン』に計画を持ちかける。ミサイル基地並みの強固なセキュリティシステムで守られている巨大金庫を突破するため、オーシャンたちは各分野のスペシャリストをメンバーに加え、史上最強の犯罪チームを作り上げるのだった。果たして、無事計画を成功させることができるのか。そしてオーシャンのもうひとつの目的とは・・・。
【基本情報】
監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:テッド・グリフィン
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ
公開:2002年
『オーシャンズ11』のメンバー
ダニー・オーシャン
(演:ジョージ・クルーニー)
この映画の主人公。裏社会では有名な窃盗犯であり、巨大金庫強奪計画の立案者。とある計画に失敗し、刑務所暮らしをしていた。その間に愛する妻にまで逃げられてしまう。常に大人の余裕を漂わせているが、内心では妻のことを忘れられず未練たらたらで、そんなオーシャンがちょっと可愛かったりもする。なぜか神出鬼没でいたるところに現れる。これもカリスマ詐欺師がなせる技なのだろうか。
ラスティ・ライアン
(演:ブラッド・ピット)
オーシャンとは元々知り合いで、最初に今回の計画を持ちかけられた。頭の回転が早く司令塔として優秀で、ラスティに対する不安はないと言っても過言ではない。交友関係も幅広いため、メンバーのスカウトでも活躍する。詐欺師としての実力もあることに加え、人に技術を教えることにも長けている。なぜか、いつも何かを食べている。おそらく常に頭を使っているため、暇さえあればスタミナを補給しているのだろう。
フランク・キャットン
(演:バーニー・マック)
『ラモーン・エスカランテ』という偽名で、カジノのディーラーをしていた。今回の計画では、敵のベネディクトが経営するカジノ『ベラージオ』に新人ディーラーとして潜入する。見た目は陽気でノリが軽そうなイメージだが、割と真剣な表情をしていることが多く、仕事に対する姿勢は真面目な印象である。
ルーベン・ティシュコフ
(演:エリオット・グールド)
ラスベガスのカジノホテル経営者で資産家。オーシャンの恩師でもある。資金面のサポートが担当なだけに、見た目も派手で大きなサングラスに葉巻がトレードマーク。ルーベン本人いわく、世界の誰よりもカジノの警備システムに精通しており、開発をしたのもルーベンらしい。今回の計画の敵であるベネディクトに、自身が経営するカジノホテルを潰された恨みをもっていたため、オーシャンに協力することとなった。
バシャー・ター
(演:ドン・チードル)
爆破のスペシャリストで、人間火薬庫の異名を持つ(ラスティいわく)。チームに加入前、得意の爆破技術で金庫を破壊し金を盗もうとするものの、当時の仲間が役立たずで失敗してしまい警察に捕まる。そこをラスティに助けられれ、計画に参加することに。常に明るくジョーク好きで、オーシャンズメンバーのムードメーカー的存在。爆破と笑いのセンスは抜群である。
モロイ兄弟(バージル&ターク)
(演:ケイシー・アフレック/スコット・カーン)
双子の兄弟で、ドライバー担当。さまざまな役に変装し敵地への潜入も担う。細身で優しそうな方が兄のバージル、小さくて強面な方が弟のタークである。とにかく兄弟喧嘩が絶えないため、作戦中も本気で喧嘩しているのか演技なのか正直分からないほど。喧嘩している姿は、まさにマスコットのようでなぜか可愛く見えてしまう。きっと本当は仲が良いのだろう。
イエン
(演:シャオボー・チン)
サーカスの中国雑技団に所属していた。柔軟な体と驚異的な身体能力を持つ。(この表現が正しいのかは分からないが、)アクロバット担当と言えるだろう。英語は理解できているはずなのに、話しかけてもなぜか頑なに中国語でしか返答しない。(中国人としてのポリシーなのだろうか・・・)背が小さいが態度はでかい。でも決して悪いやつではない。
リヴィングストン・デル
(演:エディ・ジェイミソン)
ハイテク担当で、元はフリーでFBIの監視の仕事をしていた。電気・通信の技術に関して右に出るものいないが、挙動不審でいつもおどおどしている。どこかでミスをするのではないかと視聴者をヒヤヒヤさせるため、心の中でつい応援してしまう。ハッキング能力も非常に高い。
ソール・ブルーム
(演:カール・ライナー)
天才詐欺師であったが、高齢なのと胃潰瘍が原因で引退。その後はマンションを買って平和に老後を過ごしていた。デパートの肌着売場のばあさんと付き合っているらしい。武器商人「ライマン・ゼルガ」に扮し、ベネディクトと直接コンタクトをとる重要な役を担う。とても高齢とは思えない演技力と覇気を持ち、さすが元天才詐欺師である。しかし、やはり歳には勝てないのか、しばしば体調が心配になる場面も。
ライナス・コールドウェル
(演:マット・デイモン)
シカゴでスリをしていたところを、ラスティがスカウト。オーシャンの知り合いでもある伝説的泥棒の息子なだけあり、スリの技術は一級品である。いつか父を超えたいという信念をもっている。他の仲間に比べると経験が浅く少し危なっかしいところもあるが、根は真面目で努力家なためオーシャンやラスティからは期待されており、あえて重要な場面を任せられるときもある。
『オーシャンズ11』の感想(雑感)
この映画を見ているとやっていることが凄すぎるからか、オーシャンたちが何やってるのかよく分からないってなるんです。分からなくても見ていて面白いんですけどね。でもこの手の映画ってそれで良いと思うんですよ。ラスベガス一帯に大停電を起こすために何かの装置いじってたりとか、何のためにそれやってんのとか、そんな細かいことは気にせず、「なんか良くわかんないけど、すげぇ面白い!」って思わせることが重要だと思うんです。洋画で、舞台はラスベガスで、カジノをひっくり返すようなストーリー。誰が見ても「すげぇ!」と言わせる面白さが、オーシャンズ11にはぎっしり詰まってるんです。そういう種類の面白さって邦画ではなかなか難しいところがあって、やっぱり海外ロケ地のスケール感や莫大な製作費があってこそ生み出せる力業だと思うんです。(邦画には日本にしか表現できない繊細さがあったりもするのですが・・・)
もうひとつ付け加えるなら、演出のオシャレさもオーシャンズ11のかっこよさや面白さを引きたてている要素のひとつだと思います。ただでさえイケメンなジョージ・クルーニーやブラッドが数倍かっこよく見えるんですよ。これはもう『オーシャンズシリーズ』というコンテンツのブランディングの巧さでしょう。「オーシャンズシリーズってこんなイメージだよね」と映画を見たみんなが口を揃えて言うような、徹底的な演出イメージへのこだわりも見どころだと思います。
続編もおすすめ!
オーシャンズ11のメンバーについて詳しく知ることができたでしょうか?メンバーみんながとにかく個性的で、映画を見ていても次は何をやらかしてくれるんだろうとワクワクします。続編の『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』では、さらにスケールアップした物語を魅せてくれるので、まだ見ていないという方はぜひ。この記事を読んでおけば予習もバッチリですしね。
2018年8月には、オーシャンの妹が活躍する『オーシャンズ8』も公開されました。過去のオーシャンズシリーズを復習して、新作のオーシャンズ8も見てみてくださいね。きっとまた私たちをワクワクさせてくれることでしょう。
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※本ページの情報は2020年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。