2019年8月3日、9回目の申請にしてようやくGoogleアドセンスの審査に合格することができました。
2018年12月にブログを開設して以来、このときが来るのをずっと待っていました。2019年4月に初めて申請したときには、こんなにもつらく長い戦いになるとは思ってもみなかった・・・。
「これでいけるはず!」と意気込んで申請したのに不合格。
ネットでアドセンス審査の対策を調べまくって再度申請しても、また不合格。
その後もこれが続くと思うと本当につらかった。
必死に探したネットの情報もさまざまで、必須だと書いてあったことが別のサイトでは不要と書かれていたりと、どれが本当に正しい情報なのか悩みますよね。
- 記事数は20記事以上必要なのか
- 2週間ルールは本当なのか
- アフィリエイトは削除したほうがいいのか
これらも含め、私が8回の不合格を経験して感じた最低限やった方が良いと思うアドセンス審査合格のコツを、ブログの状況とともに包み隠さず公開します。
本当の答えを知っているのはGoogleだけですし、必ずしもこれが正解とは言い切れませんが、不合格が続いて悩んでいる方の力にほんの少しでもなることができれば幸いです。
当ブログの概要
まずは前提として、当ブログ『ワクワクトレーラーズ』の概要をまとめました。
かなりマイペースで運営しているブログですので更新頻度は低いですが、記事の内容はしっかり真面目に書いております。(まだまだ未熟ですが・・・)
- 独自ドメイン:お名前.comで取得
- レンタルサーバ:さくらインターネット
- WordPress(ワードプレス)を利用
- テーマ:Xeory Bese(バズ部)
- 公開日:2018年12月1日
アドセンス審査合格時点でのブログの状況
アドセンスの審査に合格した2019年8月3日時点でのブログの状況をまとめました。
- 映画の感想考察メインの特化ブログ
- 記事数:9記事
- 文字数:平均2000字くらい
- カテゴリ数:5
- グローバルメニューあり
- プライバシーポリシーページあり
- お問い合わせページあり
- プロフィールページ(運営者情報)あり
- サイトマップ登録済み
- Googleアナリティクス登録済み
- Search Console登録済み
- アフィリエイトリンクあり
(もしもアフィリエイト経由で、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング)
「半年以上ブログ運営してるのに記事少なすぎかよ」と思われるかもしれませんが、20記事以上あった時期もありました。
アドセンス審査合格のため、あえて記事数を減らすという選択をして10記事以内で合格に至ったのです。
余談ですが、私は8月1日が誕生日でして、これはもうGoogleからの誕生日プレゼントかと思ってしまいました。(Googleに誕生日を教えた覚えはないんですけどね・・・)
アドセンス審査のためにやった方が良いこと
私自身がアドセンス審査に8回落ちて、これはやっておいた方が良いと思ったことをまとめました。
- 記事数は5記事以上
- 文字数は1記事あたり1000字以上
- 独自ドメインの取得
- グローバルメニューの作成
- プライバシーポリシーページの作成
- お問い合わせページの作成
- プロフィールページ(運営者情報)の作成
- サイトマップの登録
- Googleアナリティクス、Search Consoleの登録
- Googleのプログラムポリシーに目を通す
- 過激な表現を避ける
- 画像に対する著作権への配慮
- 定型文の削除
- 【重要】「役に立つ記事」を書く
正直言ってアドセンス審査合格に近道はないと思います。
少し多いですがひとつずつ順番に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
記事数は5記事以上
プロフィールページやプライバシーポリシーページなどの固定ページを除く、投稿記事の数は最低でも5記事は書くようにしましょう。(余裕のある方は10記事くらいあると、なお良いと思います。)
5より少ない記事数でアドセンス審査に合格している方もみえますが、そのためにはひとつひとつの記事のクオリティやジャンルにも左右されると思いますので、あまりに少ない記事数で申請することはおすすめしません。
あの人たちは超人です。
文字数は1記事あたり1000字以上
あくまで目安に過ぎませんが、ブログ記事としてのクオリティの面を考えても、1記事あたり1000字以上のボリュームはあった方がいいでしょう。
できれば、もう少し頑張って1500~2000字以上書けるとなお良いかと思います。
独自ドメインの取得
独自ドメインの登録は、ほぼ必須と言えるでしょう。
無料のはてなブログのドメインでアドセンス審査を合格したという話を聞いたことはありますが、今後ブログを運営していくのであれば独自ドメインにしておいた方が良いと思います。
私の場合は、お名前.comというサイトで取得しました。
グローバルメニューの作成
ブログタイトルの下などに配置するメインメニューのことです。
いくつか記事を書かれている方なら既にカテゴリーを複数作成されていると思うので、カテゴリーやお問い合わせページなどを使用してグローバルメニューを作成・設置しておきましょう。
プライバシーポリシーページの作成
プライバシーポリシーページとは、個人情報の取り扱いに関して記述したページのことを言います。
Googleアドセンスやアフィリエイトなどを利用して収益化する場合は、このページを設置しておく必要があります。
どんな文章を書いたら良いかわからないという方は、当ブログのプライバシーポリシーを参考にしていただいても構いませんので、必要箇所を変更して作成してみてください。
お問い合わせページの作成
ブログを運営していく上で、お問い合わせページも作成しておいた方が良いでしょう。
WordPressを利用しているのであれば、『Contact Form 7』というプラグインを使えば簡単に作成できますよ。
プロフィールページ(運営者情報)の作成
ブログに訪れる人もGoogleも、「どんな人がブログを運営しているのか」「どういった目的で記事を書いているのか」について記載されているプロフィールページがあった方が信頼性にも繋がるはずです。
私は固定ページとして作成しましたが、サイドバーに記載するだけでも良いと思います。
簡単なもので構いませんので、作成しておくことをおすすめします。
サイトマップの登録
ここでいうサイトマップとは、ウェブサイト内で作成するサイトマップページではなく、XML形式のファイルのことをいいます。
このファイルをGoogleに登録することで、ブログの各記事の内容をGoogleに伝えることができます。
なんだか難しそうですが、WordPressなら『Google XML Sitemaps』というプラグインで簡単に作成することができます。
作成ができたら、『Google Search Console』というサイトを利用して、サイトマップファイルを登録しましょう。
Googleアナリティクス、Search Consoleの登録
こちらはアドセンス審査自体には必須じゃないのかもしれませんが、ブログ運営のためには必須といえるツールです。
どちらもGoogleのサービスですので、登録しておいた方が良いかと思います。
ちなみに『Googleアナリティクス』は、どんな人がどういう流れで記事に訪れたかなど「ブログのアクセス」についてを解析するツールです。
一方『Search Console』は、ユーザーに検索された際の記事の検索結果など「ブログ(記事)自体」についてを解析するツールです。
Googleのプログラムポリシーに目を通す
ブログ運営するにあたって遵守すべき、Googleが定める方針です。
何度も何度も熟読する必要はないと思いますが、一通り目を通しておきましょう。
アドセンスの審査や合格後の広告使用についてだけでなく、ブログの記事を作成するのに有益な情報も含まれています。
過激な表現を避ける
Googleのプログラムポリシーにも関係することですが、記事内の文章や画像に関して「成人向けな表現」や「暴力的な表現」など過激な内容は避けるようにしましょう。
記事の内容によってどうしても記載したい場合は、違う言い回しを考えてオブラートに包んだ表現にすることをおすすめします。
画像に関しては、肌の露出が多いものはポリシー違反と判定される可能性が高いので、使用を避けた方が良いと思います。
画像に対する著作権への配慮
Googleの画像検索で見つけた画像や、映画などの公式サイトで使用されている画像を、アイキャッチや記事内で使用することは著作権違反となります。
引用元を記載すればOKと言われることもありますが、少しでもアドセンス審査合格の可能性を高めるためにも、念のためフリー素材を使用することをおすすめします。
おすすめのフリー素材サイトをまとめましたので、ぜひご利用ください。
定型文の削除
記事の冒頭で「どうも、◯◯◯です。」とすべての記事で書いていたり、多くの記事においてタイトルや見出しで同じ言葉を使用していたりすると、いわゆる「価値の低い広告枠(複製)」と判断され、アドセンス審査に落ちてしまう可能性があります。
個性を重視して冒頭文にあいさつを入れたいという気持ちは分かりますが、ぐっと堪えてアドセンス審査に合格するまでは我慢しましょう。
タイトルや見出しに関しても、例えば映画ブログなら「あらすじ」や「感想」といった単語を多くの記事で使用することは避けましょう。
【重要】「役に立つ記事」を書く
アドセンス審査を通じて、私はこれが1番大切なことだと感じました。
当たり前のことかもしれないのですが、ブログの記事って見に来てくれた人の悩みを解決したり、知りたい情報を提供したり、とにかく「役に立つ記事」である必要があると思うんです。
例えば当ブログのように映画の記事なら、すでに誰かが書いていそうな目新しさのない感想を書いたところで、そんな記事を見たいとは思いませんよね?
他にも、あらすじや映画の簡単な情報をまとめた記事を書いたとしても、そんなの公式サイトやウィキペディアで読んだ方が遥かに有益な情報が得られると思いませんか?
役立つ記事にするのなら、マニアック過ぎるくらいに書き連ねた感想記事だったり、一度見ただけではわからないような伏線について考察した記事を書けば、きっとブログに訪れた人も「おっ、なかなか面白いブログだな」と思ってくれるはずです。
どんな記事を書くにも、ブログを訪れる人が「どんな悩みを持っているのか」「どんな情報を探しているのか」を考えて、何か役に立つ内容であることを意識するようにしましょう。
アドセンス審査のために必要ないこと
アドセンス審査に関してネットで挙げられている内容で、これは必要ないなと感じた情報をまとめました。
- 2週間ルールはない
- アフィリエイトはそのままでOK
- 20記事以上書く必要はない
- デザインに後回しでいい
2週間ルールはない
アドセンス審査に申請して不合格だった場合に、次の審査まで「2週間空けるべき」という情報をよく目にします。
断言します。
私の経験からして、2週間も待つ必要は絶対にありません。
もちろん、むやみやたらに申請を繰り返すのはどうかと思いますが、不合格の通知がきた後にちゃんとブログの内容を修正しているのであれば、当日に再申請しても全く問題ないと思います。
アフィリエイトはそのままでOK
当ブログは複数記事にアフィリエイトリンクを含んだ状態でアドセンス審査に合格していますので、特にアフィリエイトリンクを削除する必要はないと思います。
ただし、当たり前のことですが記事の内容に合った広告を使用するようにしましょう。
アフィリエイトがあまりに多い場合は、少し減らして調整してみても良いかもしれませんね。
20記事以上書く必要はない
記事が多いということは内容が充実していることにも繋がりますので、間違った情報ではありません。
ただ、当ブログの場合は9記事でアドセンス審査に合格していますので、必ずしも20記事以上書く必要はないことは事実です。
記事が少なくても自分のブログの記事のクオリティが納得のいくレベルなら、アドセンス審査に挑戦してみる価値はあると思いますよ。
デザインは後回しでいい
ブログのデザインに関しては、テーマ(テンプレート)のおかげである程度は見やすく調整されているはずです。
ブログを運営していく中で少しずつデザインを見栄え良くしていくことは必要かと思いますが、アドセンス審査に関していえば、デザインは後回しでも良いと思います。
それよりも各記事の内容を見直す方が大切なのではないでしょうか。
デザインって、拘りだすと沼にハマって抜け出せなくなりますからね・・・。
とにかく1番重要なのは「役に立つ記事」かどうか
ここまでアドセンス審査合格のコツをご紹介してきましたが、「アドセンス審査のためにやった方が良いこと」に挙げたように、ブログに訪れる人にとって「役立つ記事」を書くことが1番重要であり最優先事項だと思います。
私たちブロガーは、ただ自己満足のために記事を書いているわけではなく、誰かが必要としている情報を記事として発信していくことが目的のはずです。
ブログに訪れる人が「どんな悩みで」「どんな情報を探して」記事までたどり着くのかをよく考え、それに対する最適な解を提供していきましょう。
長々と偉そうに書いてきましたが、私自身もまだまだ未熟で勉強の日々であります。
間違った内容がございましたら、遠慮なくご指摘ください。
この記事が、少しでも多くの方のお役に立つことができれば幸いです。
何か不明な点やご質問がありましたら、お気軽にコメントください。
簡単な内容であれば、できる範囲でお答えいたします。
一人前のブロガーを目指して、お互い頑張りましょう。