野沢雅子といえばギルモン!『デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い』感想

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デジタルワールドの海岸

2020年4月より待望のデジモンアニメ最新作『デジモンアドベンチャー:』が放送開始されましたね。今も尚語り継がれる大人気アニメ『デジモンアドベンチャー』通称『デジモン無印』の主要キャラクターはそのままに、ストーリーを一新し現代版として再構成された作品となっています。

その中でも注目なのが、ナレーションとして起用された声優がまさかの「野沢雅子」だということです。最近まで同じ枠で放送されていた『ゲゲゲの鬼太郎(第6期)』では「目玉おやじ」役を担当し、その前には『ドラゴンボール超』でお馴染み「孫悟空」等の役を担当していました。同じ放送枠の流れでこうなったのだとは思いますが、デジモン無印でナレーションを担当していた人気声優「平田広明」ではなく、まさか「野沢雅子」がナレーションになるとは一体誰が想像できたでしょうか。

 

でも何かが引っかかる・・・

 

野沢雅子って前にもデジモンのアニメに出てたような・・・

 

そう!野沢雅子といえば、デジモンアニメの3作目『デジモンテイマーズ』で「ギルモン」役として既に起用されていたのです。小学校の卒業文集で「もし魔法が使えたら?」という欄に「パートナーデジモンをつくる」と書いてしまったほどデジモンファンである私も、恥ずかしながら完全に忘れていました。なんてったってデジモンテイマーズが放送されていたのが2001年。今から19年前、当時の私は12歳・・・そりゃ忘れますわ。

ともなれば、久しぶりにデジモンテイマーズを見るしかありませんよね?「よっしゃ、アニメ全話をイッキ見したるぞ!」といきたいところですが、一応当ブログは映画ブログですので、今回は劇場版『デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い』の感想(ネタバレなし)と、野沢雅子が声を演じるギルモンについてご紹介していきたいと思います。

予想だにしなかった衝撃展開に胸熱な場面もありますので、興味のある方はぜひ。

 

『デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い』ってどんな映画?

【作品情報】
監督:今沢哲男
脚本:小林靖子
キャスト:津村まこと、野沢雅子、山口眞弓、多田葵、折笠富美子、今井由香、三石琴乃、坂本千夏
制作会社:東映アニメーション
主題歌:AiM『Moving on!』
公開:2001年

 

いきなりオメガモン登場!序盤でテンションは最高潮!

デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い』の冒頭でいきなり登場するのが、なんとあの「オメガモン」。もちろん声優は「アグモン」役の坂本千夏と「ガブモン」役の山口眞弓です。さらにデジモンファンをたたみかけるかの如く現れるのが、デジモン無印で太一たちを苦しめたラスボス「アポカリモン」。ちなみに映画冒頭からここまで30秒。もうこれだけでデジモン無印からのデジモンファンのテンションは最高潮、まさに「ゴキゲンな蝶」になるわけですよ。まぁ実際はアポカリモンが猛威を振るうわけではなく、アポカリモンのデータの残骸からうまれたデジモン「メフィスモン(完全体)」、そして進化後の「ガルフモン(究極体)」がデジモンテイマーズの世界でタカト・リー・ルキと対決することになるのですが、オメガモンとアポカリモンのダブルパンチは正直ずるいですよね。

序盤以降の映画の展開としては、バトルシーン多めの構成となっています。話自体は約50分という短い時間にしっかりまとまっていてモヤモヤすることなく終盤まですっきりと描かれていますが、バトルシーンも結構すっきり(あっさり)しており、ちょっと物足りなさは感じてしまうかもしれませんね。アポカリモンの遺伝子を受け継いだデジモンが相手ということなので、もっと絶望的な展開が用意されていたらもう少し見応えがあったように思います。子供向けには良いかもしれません。(というか子供向けのアニメなんですけどね。)

デジモンテイマーズのシリーズ放送終了後ではなく、シリーズ途中に制作された劇場版ということで、ギルモン・テリアモン・レナモンそれぞれの究極体が登場することはないものの、映画の中でクルモンの力を借りて成長期→成熟期→完全体までの進化シーンは登場します。欲を言えばカードスラッシュ・マトリックスエボリューションからの進化シーンが見たかったんですが。あれ、かっこいいんですよね。デジモンテイマーズの進化シーンは個人的に結構好きで、特にレナモンの究極体「サクヤモン」の進化シーンはデジモンアニメ至上最高に美しくて見惚れてしまいます。何度見ても全く飽きません。美しい・・・

 

あまり大きな声では言えませんが、『デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い』では冒頭のサプライズでテンションが上がり過ぎて、その後の本編が物足りなく感じてしまいました。映画全体を通して、テンション最高潮になったのが序盤だったわけですね。とはいえ、オメガモンとアポカリモンの感動を味わうだけでもデジモンファンにとっては見る価値があるのではないでしょうか。まだ見たことのないデジモンファンの方は、ぜひ、この感動を味わってみてくださいね。

 

野沢雅子×デジモンといえば「ギルモン」!

言わずと知れた名声優の野沢雅子は、ドラゴンボールの孫悟空役として有名ですよね。そんな野沢雅子が新作アニメ『デジモンアドベンチャー:』のナレーション担当となったわけですが、実は過去作『デジモンテイマーズ』でもギルモン役として活躍されていました。しかも、主役「松田啓人(タカト)」のパートナーデジモン「ギルモン」としての起用で、ほぼ主役的存在として毎話登場していたのです。放送されていたのが2001年ですので、デジモンテイマーズを見たことがない若い世代は、既に野沢雅子とデジモンに繋がりがあったことを知らない方も多いのではないでしょうか?ちなみにデジモンテイマーズでもナレーションは野沢雅子が担当しており、そういう意味では新作デジモンのナレーション抜擢は当時のファンにとって嬉しいサプライズとなったのかもしれませんね。もちろんデジモン無印のナレーションを担当した平田広明の声が聞きたかったという気持ちもありますが・・・。

ギルモンといえば、タカトの落書きから突然生まれた特別なデジモンという設定でした。成長期にも関わらず言葉が分からなかったり、好奇心旺盛で穴掘りが好きだったり、まるで生まれたての赤ん坊のような存在でありながら、敵デジモンに対しては、自らを制御できず野生の本能むき出しに好戦的になってしまう場面もありました。野沢雅子は、そんな可愛らしさと危うさをもつギルモンを、ドラゴンボールでいえば孫悟天のような少し幼い声色で演じていました。これまでデジモンアドベンチャーで描かれてきたデジモンたちとは一風変わったギルモンの性質は、進化だけが成長ではなくデジモン自身がパートナーと共に成長していく過程を描くためのキャラ設定として機能し、ギルモン、そしてデジモンテイマーズという作品の人気の要因となっているのだと思います。

そんなギルモンの声優が野沢雅子だったからこそ、ギルモンの愛くるしいキャラクターがイキイキと表現されていたのは確かです。

 

最新作『デジモンアドベンチャー:』にも期待!

なななんと、最新作アニメ『デジモンアドベンチャー:』でも第2話からオメガモンが登場しちゃいました。しかも第2話のタイトルは「ウォー・ゲーム」だなんて粋なことしますよね。

太一とアグモン、ヤマトとガブモンがまだ出会ったばっかりなのに、いきなり究極体のさらに上のような存在のオメガモンになっちゃうなんてどんな展開やって感じも若干ありますが、一体この先どんな冒険が待っているのでしょうか。デジモン無印との繋がりが描かれたりするのかも、ちょっと期待しちゃいます。今後の展開が楽しみですね。

 

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