みなさんはちゃんと野菜食べていますか?
健康には気をつかいたいと思っていても、「野菜より肉とかがっつりしたものを選んでしまう」という方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、美味そうな野菜料理がたくさん登場する映画「にがくてあまい」をご紹介します。
ついでにイケメンも登場しますよ!
目次
「にがくてあまい」ってどんな映画?
農家の娘でありながら野菜嫌いのキャリアウーマン「江田 マキ(川口 春奈)」は、行きつけのバーで偶然出会ったイケメンの「片山 渚(林 遣都)」に一目惚れしてしまう。しかし、渚はオーガニック野菜をこよなく愛する菜食主義者(ビーガン)でゲイだったのだ。
ひょんなことから同居することになった2人であったが、渚の作る絶品野菜料理にマキは惚れ込んでしまい、渚も手料理を美味しそうに食べるマキに気を許すようになる。抱える悩みを解決していくなかで、恋人ではないけれど、互いに大切な存在になっていく・・・。
小林ユミヲ先生原作の同名コミックを実写化した映画です。
- ビーガン(ヴィーガン)
- 料理上手
- ゲイ
- 男子校の美術教師
- イケメン
もう要素を詰め込みすぎて、キャラが濃すぎです。
しかも、林 遣都さんといえば「おっさんずラブ」でもゲイの役を演じていました。
失礼な話なんですが、実際のところどうなのかちょっと気になってしまいますよね。。。
『にがくてあまい』のみどころ
美味しそうな野菜料理の数々
『にがくてあまい』には、渚や渚に料理を教えた「立花 アラタ(淵上 泰史)」がつくる野菜料理がいくつも登場します。
- 高きびキーマカレー
- 高きびハンバーグ
- ゴーヤの冷製茶碗蒸し
- ラッサムスープカレー など
どれもみているだけで美味しさが伝わってくるほど、料理自体の完成度や映像としての撮り方へのこだわりが感じられます。
さらに、「これって本当に野菜だけで作ってるの?」とびっくりさせられるものばかりです。
これらの料理をマキが美味しそうに食べるのですから、「あぁ、私もこの料理たべたい!」と思ってしまうこと間違いなしです。
ちなみに『にがくてあまい』に登場する絶品野菜料理のレシピは、クックパッドでも紹介されています。
作ってみたい!という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
なんと、レシピ本まで発売されています。
なぎさとマキの不思議な関係
恋愛関係にはならないけれど、お互い大切に想う不思議な関係性が、この映画の魅力でもあります。
野菜嫌いなマキでさえ胃袋をつかまれてしまうほど料理上手でイケメンの渚に、マキは結ばれないと分かっていながらも一方的に恋をしてしまいます。
一方、渚はマキに恋愛感情は全くないけれど、料理を美味しそうに食べてくれるし、何だかほっとけないやつだなと感じています。
性格も正反対でぶつかり合うことも多い2人ですが、マキも渚もそれぞれ悩みをかかえていて、足りないところを補い合っていく姿に、見ていてなんだかほっこりしてしまうんですよね。
「ビーガン」と「ベジタリアン」の違いって?
『にがくてあまい』の内容とは少し変わりますが、
- ビーガン(ヴィーガン)って何?
- ベジタリアンとは違うの?
と思った人もいるのではないでしょうか。
細かくいえば他にもいろいろと呼び方に違いがあったりするのですが、今回は「ビーガン」と「ベジタリアン」の違いについてざっくりとご紹介します。
比較的よく耳にするベジタリアンとは、魚や肉を食べない人のことをいいます。
一方、ビーガン(ヴィーガン)の人は、魚や肉に加えて「動物性食品」もいっさい口にしないため、「完全菜食主義者」といわれています。
動物性食品とは、
- 卵
- 乳製品
- はちみつ など
を指します。
はちみつも動物に関わる食べ物となるため、動物性食品に含まれるんですね。
食に限らず、環境保護の観点から動物に関わる衣料品や化粧品などを避ける方もみえるようです。
単純に野菜しか食べないということではなく、自然を大切にしたいという思想から、この考え方が生まれているのですね。
原作漫画もチェック
今回は『にがくてあまい』の実写映画についてご紹介しました。
原作漫画では、渚のお兄さんの話など映画では描ききれなかった気になる内容も登場します。
単行本は12巻で完結しており、番外編の13巻も発売されています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。