【男目線】おっさんずラブの感想をドラマ〜映画までおっさんが語る。

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有明北緑道公園

『おっさんずラブ』といえば流行語大賞にも選出されるなど、今や男女問わず知名度の高い作品で、ドラマを見たことがなくてもそのタイトルくらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、男性同士の恋愛を描いているドラマということで、その大ヒットを支えている人の大半は女性となっています。男性に勧めても「男性同士の恋愛はちょっと・・・」とか「女性向けドラマなんでしょ?」とか、断られることが多いのが現実です。

そんな『おっさんずラブ』を見ずして拒否する男たちに声を大にして一言いいたい。

 

「ちょっと待ってくださぁぁぁぁぁい!」と。

 

記事タイトルにもあるように、私は「おっさん」です。恋愛対象は「女性」です。ちなみに結婚して子供もいます。それでも『おっさんずラブ』にどハマりしました。なぜか。「めちゃくちゃ面白くて、めちゃくちゃ良いストーリー」だからです。『おっさんずラブ』は決して女性向けの作品ではありません。男性同士の恋愛を題材にしてはいますが、それがテーマなわけではないのです。

とにかく見たら分かる。アニメで言えば『魔法少女まどかマギカ』くらい見たら分かる作品と言えるでしょう。

前置きが長くなりましたが、私(おっさん)が男性(おっさん)向けに全力で、『おっさんずラブ』の魅力をご紹介いたします。

ドラマ〜映画までご紹介しますが「これから見る人」向けの内容となっておりますので、なるべくネタバレなしでお届けします。

 

『おっさんずラブ』ってどんな作品?

【あらすじ】
天空不動産に勤める『春田創一(33)』は、尊敬する部長である『黒澤武蔵(55)』に愛の告白をされる。さらには同僚でルームシェアをしている『牧凌太(25)』にも「好きです」と言われ、訳が分からず困惑してしまう。なぜなら春田は「童顔で胸が大きい女性が好き」、つまり恋愛対象は女性なのである。この「モテ期?」をきっかけに、泥沼離婚騒動、幼馴染との恋愛、謎の嫉妬など、春田の人生は思いもよらぬ方向に転がりだすのだった。

【基本情報】
脚本:徳尾浩司
出演: 田中圭、林遣都、吉田鋼太郎、内田理央、大塚寧々
主題歌:スキマスイッチ『Revival』

 

おっさんに知ってほしい『おっさんずラブ』の魅力

男性同士の恋愛がテーマではない

恋愛対象が「女性」である男性に対して『おっさんずラブ』のハードルを高くしている最大の要因は「男性同士の恋愛」です。まずはこの誤解を解かなくてはなりません。

冒頭でも述べたとおり、『おっさんずラブ』は男性同士の恋愛を題材としつつも、その内容は純粋なラブストーリーであり、尚且つ随所に笑えるコメディ要素が散りばめられた、ラブコメ作品となっています。

そう、いわゆるBL(ボーイズラブ)がテーマなわけではないのです。実際にドラマを見てみると分かるのですが、男女の恋愛をただ「男性同士」にすり替えているだけで、切ない恋愛模様や心温まる展開など、私たちがよく目にするラブストーリーとほとんど変わりはありません。つまり私が言いたいのは「男性同士の恋愛」が魅力なのではなく、笑えて、泣けて、心温まる「物語」としての完成度の高さが魅力だということです。

『おっさんずラブ』を見る前の時点で、「男性同士の恋愛」が足枷となっているのであれば、それは非常にもったいないことなのです。

 

え?吉田鋼太郎さん演じる黒澤部長が無理ですって?

大丈夫です、慣れます。

主人公『春田創一』の恋愛対象は女性である

主人公である春田創一は、もともと男性が好きなわけではありません。ドラマの中で何回か叫んでいるように、(表現をオブラートに包んで言えば)童顔で胸が大きい人が好きなのですね。

つまり男性からモテてしまうという状況自体が想定外の展開なわけです。そして私たち男性が『おっさんずラブ』を見る場合、おそらく春田視点で物語を体感していくこととなります。これがまた面白くて、視聴者側も春田と同じように心の中で叫んだり笑ったり、リアクションをとってしまうんです。たまに恐怖感を味わうような展開もあるんですけどね。笑

女性のように客観的ではなく、主観的な視点で見せるというのは、制作側としても男性の視聴者を獲得するために狙った要素なのではないでしょうか。

主人公『春田創一』と私たち自身が同じように物語の中で一喜一憂する、これは女性では味わえない『おっさんずラブ』の魅力だと思います。

とにかく笑える!演技を超えたコメディ要素

『おっさんずラブ』の魅力を語る上で、ラブストーリーと同じくらい外せないのが、キャスト陣がとにかく面白くて笑えることです。

特に主人公の春田に関してはリアクションがいちいち面白い。春田役の田中圭さんの顔芸はもう天下一品ですね。

他にも、後輩なのにモンスター級に態度が悪い(でも良いやつ)栗林歌麻呂(通称:マロ)。ちょいちょい乙女感を出してくる黒澤部長。個性強すぎな瀬川さん。とにかく目がなんかヤバい武川さんなど、個性豊かなキャラクターばかりなのです。中でもマロは『ゆとりですがなにか』の山岸とまではいかないものの、なかなか癖があってツボにハマります。

また、彼らの会話や細かなやりとりのテンポが、芸人かよってくらい絶妙で幾度となく笑いを誘ってきます。「あれってどこまでがアドリブなんだろう」ってくらい自然なんですよね。想像ですけど、キャストの仲が相当良くなければ、あんな空気感は出せないような気がします。

バラエティ番組といえば、『マツコの知らない世界』か『家、ついて行ってイイですか?』しか見てないくらい笑いに鈍感な私でさえ、堪えきれず吹き出してしまうほどなので、きっとあなたも笑ってしまうはずです。間違っても通勤電車なんかで『おっさんずラブ』を見てはいけません。我慢してもニヤついてしまいますので。(経験済)

幼馴染『荒井ちず(内田理央)』に癒される

『おっさんずラブ』に登場する女性の中で特に重要な役どころと言えば、『荒井ちず(演:内田理央)』と『黒澤蝶子(演:大塚寧々)』です。

50歳の役を演じる大塚寧々さんは綺麗さにプラスして愛嬌のある可愛さまで兼ね揃えていて男心にグッとくるのですが、それをさらに超えてくるのが『ちず』、というか内田理央さんです。

主人公である春田の幼馴染という設定なのですが、先ほど述べたように春田視点で物語を進める男にとって、あの親しみやすい且つちょいちょい厳しめにあたってくる感じ、さらには春田だけに時折見せる照れた仕草がジャストミートなわけですね。単純に内田理央さん本人が可愛いってのもあるんですけどね・・・。

それに男性キャストがメインである『おっさんずラブ』において、割と登場シーンの多いちずは私たち男性視聴者の目の癒しにもなっているのではないかと思います。画的にもやっぱり男だらけってのは疲れますしね笑

それにしても、ちずの顔はなぜいつもあんなに火照っているのでしょう。

あれは確実に男性視聴者を落としにきてますよ。

内田理央さんを見たいがために『おっさんずラブ』を見るって人もいるのではないでしょうか。なんにしても『おっさんずラブ』を見終わる頃には、内田理央さんのファンになっていること間違いなしですね。

スキマスイッチの主題歌『Revival』がジーンとくる

『おっさんずラブ』の主題歌と言えば、スキマスイッチが歌う『Revival』です。ドラマ版はもちろん劇場版でも同じくこの曲が使われています。

この曲がとにかくいい!

語彙力なさすぎるけど、いい!

歌詞、メロディ、歌声、そのすべてが『おっさんずラブ』の世界観にマッチしていて、『Revival』なくして『おっさんずラブ』はないと言っても過言ではありません。ひとつの話の中で描かれる「日常」も「笑い」も「怒り」も「感動」も、エンディングで『Revival』が流れると、一話分のいろんな要素がぎゅーっとひとつに集約されるんですよね。

「あぁ、今回の話も良かったなー」

って、優しく切ないジーンとした気持ちを毎話味わわせてくれます。

きっとあなたも『おっさんずラブ』を見終わる頃には、『Revival』という名曲にどっぷりハマっていることでしょう。

余談ですが、ゲスト出演としてスキマスイッチのお二人もドラマに登場していますので、お楽しみに。

 

今なら映画公開を記念し、iTunes・Apple Musicにてスキマスイッチ『Revival』の期間限定盤が配信中です。『Revival』の様々なバージョンの楽曲に加え、ミュージックビデオやメイキング映像まで収録し、価格はなんと500円!2019年9月末までの限定配信だそうなので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

映画『おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』の感想

※あらすじは予告動画を見ていただければと思うので、ここでは割愛させていただきます。

 

ドラマ版の大ヒットにより、2019年8月23日より『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』も公開されました。キャストもドラマ版からの続投で、ストーリーもドラマ最終回のその後の物語を描いています。

映画では追加キャストとして、春田が所属する天空不動産第二営業所に新たに配属された新入社員『山田正義(演:志尊淳)』と、天空不動産本社勤務で新規プロジェクトチーム『Genius7』のリーダー『狸穴迅(演:沢村一樹)』が加わり、『おっさんずラブ』の魅力もさらにパワーアップしています。

新入社員の正義は「ジャスティス」と読みます。見事なキラキラネームではありますが、性格は真面目で愛嬌もあり、どこか放っておけない後輩キャラで、演じている志尊淳さんにぴったり。対して狸穴(まみあな)は映画版の物語の鍵を握る存在であり、ドラマ最終回後に本社勤務となり『Genius7』のメンバーとなった牧(演:林遣都)が憧れる存在でもあります。演じているのが沢村一樹さんということで既に察している方もいるかもしれませんが、最初の登場シーンから明らかに怪しげな雰囲気を漂わせています。眞島秀和さん演じる武川政宗の眼力くらいのヤバさを放っています。

そして映画の見どころはなんと言っても、春田、牧、黒澤部長、ジャスティス、狸穴による恋愛サバイバルです。若干ネタバレですが、黒澤部長はとある事故をきっかけに春田との記憶だけ失ってしまい、なぜかまたもや春田に恋をしてしまいます。きっと黒澤部長は、もうどんな世界線であっても春田に惹かれる運命なのでしょうね。

この5人の掛け合いが本当に面白い。「コントかよ!」ってくらいに流れるようなボケとツッコミは、ドラマ版同様に笑いを堪えきることができません。映画館の劇場内でも、堪えきれずに笑い出す声が周りから度々聞こえてくるほどでした。(もちろん私も飲みかけのコーラを吹き出しそうになっていました。)いろいろと追加要素や映画版特有のド派手な展開もありましたが、映画でも全体を通していつもの『おっさんずラブ』らしい雰囲気そのままに描かれていたことにはホッとしました。やっぱり『おっさんずラブ』らしさが一番重要なんですよね。

 

11/2から「シーズン2」もやるお

2019年11月2日(土)の11時15分より、待望のドラマ版シーズン2となる『おっさんずラブ-in the sky-が放送開始します。

ついにキャストも発表され、『春田創一』を演じる田中圭さんと、『黒澤部長』を演じる吉田鋼太郎さんの続投が決定しました。追加キャストとして、千葉雄大さん(成瀬竜 役)と『TEAM NACS』の戸次重幸さん(四宮要 役)がおっさんずラブメンバーに仲間入りすることとなりました。

『牧凌太』を演じる林遣都さんの名前がないのがショックですが、放送開始後どこかで登場することがあるのか気になるところであります。天空不動産から舞台を空へと移し、春田はCAに、黒様部長はパイロットになっているようで、シーズン1の続きなのか、それとも別の世界線となるパラレルワールドのお話なのか、放送開始が待ち遠しいですね。

まだ『おっさんずラブ』を見ていないという男性のみなさんが、この記事をきっかけに「まぁ、試しに見てみるか」くらいでもいいので興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

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