名言多し!「ピンポン」は今も色褪せない不朽の名作だ!

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卓球のラケットとピンポン玉

2002年に公開された、窪塚洋介さん主演の卓球映画「ピンポン」

公開当時、中学生だったわたしは「ピンポン」を見て卓球にドハマりしました。
毎週友人と近所の体育館に通いつめて、ひたすら卓球の練習をしたのは良い思い出です。

Amazonのプライムビデオで「ピンポン」を発見して15年ぶりに視聴したのですが、ストーリーはもちろん、映像表現や劇中で流れる音楽など、今見ても最高に楽しめる映画でした。

まさに不朽の名作と言えます。

そこで今回は、卓球映画「ピンポン」の見どころと登場人物にスポットをあてて、ご紹介したいと思います。

個性的なキャラクターたちの心に響く名言にも注目です!

 

卓球に青春をかける高校生たちを描いた映画「ピンポン」

【あらすじ】
天真爛漫で気分屋、卓球において天才的な才能をもつ「ペコ」。笑顔を見せず常にクール、才能を持ちながらもペコがいるから暇つぶしとして卓球をやっている「スマイル」。幼馴染で小さい頃から卓球教室に通っていた2人は、片瀬高校の卓球部に所属している。
部活の練習にまともに参加していなかったペコは、辻堂学園高校卓球部所属の中国人留学生「チャイナ」に1点も取れずに敗北し、卓球から離れてしまう。それを知ったスマイルは、もともと部活に積極的ではなかったが、ペコが卓球に戻ってくることを願い、顧問の熱心な指導のもと卓球に打ち込むようになっていく……。

【基本情報】
監督:曽利文彦
(「鋼の錬金術師」「あしたのジョー」など)
脚本:宮藤官九郎
(「木更津キャッツアイ」「舞妓Haaaan!!!」など)
原作:松本大洋「ピンポン」
出演:窪塚洋介、ARATA、大倉孝二、中村獅童、サム・リー、竹中直人、夏木マリ
主題歌:SUPERCAR「YUMEGIWA LAST BOY」
公開:2002年

 

本編ももちろん面白いのですが、まず見ていただきたいのが宣伝用の予告PVです。

ピンポンの良いところをこれでもかと詰め込んだ全く無駄のない、まさに完璧なPVに仕上がっています。

構成にもすごくこだわっていて、音楽とシンクロした映像が物凄くかっこいいんです。

「これは面白そう!」「見てみたい!」と思えるPVですので、ぜひ本編の前でも後でも見てみてください。

そして、窪塚洋介さんやARATAさん、中村獅童さんなど役者のみなさんが若い!

映画公開から15年以上経って見てみると、そこもひとつの見どころかもしれませんね。

 

「ピンポン」の3つのみどころ

スピード感あふれる試合シーン

最速の球技といわれる卓球

「ピンポン」の試合シーンでは、なんとボールとコートをフルCGで表現しており、そのスピード感が見事に再現されています。

役者さんたちの動きもフォームにこだわっていて、CGと見事にシンクロしています。

見る側を飽きさせない試合の展開やカメラワークなどの魅せ方もこだわっており、目が離せません!

音楽がかっこいい

「SUPERCAR」を初めとしたミュージシャンたちが担当する劇中音楽は、エレクトロサウンドを取り入れ、「ピンポン」の世界観や試合のスピード感を最大限に引き立てています

オリジナルサウンドトラックもおすすめですよ。

心地よくてリズミカルなスピード感あふれる楽曲は、聴いていると自然と体が動いてしまいそうなくらいです。

もうとにかくかっこいいので、ぜひ聴いてみてください!

選手たちそれぞれにドラマがある

「ピンポン」に登場する5人の選手、ペコスマイルアクマドラゴンチャイナには、それぞれ卓球にかける熱い想いがあります。

才能に恵まれた者、才能には恵まれなくとも努力で上を目指す者。

敵味方問わず、それぞれの選手が苦悩し成長していくドラマが描かれているのです。

 

卓球に青春をかけるペコたちの魅力と名言

ペコ

星野 裕(演:窪塚 洋介)

マイペースで天真爛漫。
卓球の飛び抜けた才能を持っているが、高校では部活をサボりがちになり、負けるようになってしまう。
その後一念発起し、才能のさらなる飛躍を目指し卓球に真剣に打ち込むようになる。

【名言】

  • 「この星の1等賞になりたいの、卓球で俺は!そんだけ!」
  • 「反応反射音速光速!反応反射音速光速!もっと速く!もっと!!」
  • 「もう一度、握り方から教えてくれろ」

スマイル

月本 誠(演:ARATA)

無愛想で笑わないことから「スマイル」と呼ばれるようになる。
沈着冷静で、ペコのことを誰よりも信頼している。
ペコに誘われ卓球をはじめ、ペコを超えるほどの才能を開花させる。
卓球に熱心ではなかったが、ペコの再起を願い、卓球で高みをめざすため努力をはじめる。

【名言】

  • 「僕、先に行くよ」
  • 「ヒーロー見参。彼が帰って来ます」
  • 「おかえり、ヒーロー」

アクマ

佐久間 学( 演:大倉 孝二)

ペコとスマイルの幼馴染で、同じ卓球教室に通っていた。
ペコとスマイルをライバル視している。
強面でおこりっぽいが、誰よりも努力家で常に卓球のことを考えている。

【名言】

  • 「オレは努力したよ!お前の10倍、100倍、いや10000倍努力したよ!風間先輩に認められるために、ペコに勝つために、一日中卓球のことだけ考えて。なのになんでお前なんだよ!」
  • 「少し泣く」
  • 「飛べねえ鳥もいるってこった」

ドラゴン

風間 竜一(演:中村 獅童)

強豪校海王学園卓球部の部長。
高校最強の卓球選手として有名であり、ラケットが赤く染まるほどストイックに練習を続けている。
最強であるがために、勝つことへのプレッシャーに苦悩し試合前には毎回トイレにこもっている。

【名言】

  • 「半分は嫉妬だ。何しろ才能ってものは求める人間にのみ与えられるものではないからな」
  • 「勝つのか?それもいいだろう、ここはいい・・・」

チャイナ

コン・ウェンガ(演:サム・リー)

上海ジュニアユースのエリート選手だったが、試合に敗れ、日本(辻堂学院)に留学してきた。
プライドが高く卓球の実力もあるため、日本の卓球を見下していた。
しかし、日本にも才能ある卓球選手がいること、中国で敗れ日本に来た自分にはもう後がないことを理解し、考えを改める。

【名言】

  • 「星野のプレイは型にはまっていない。卓球が好きで好きでたまらないという感じだ。そういう相手とプレイできるということは幸せだ」
  • 「風の音が邪魔だ」

 

原作漫画とアニメもおすすめ!

ピンポンには、原作漫画「ピンポン」(全5巻)とアニメ「ピンポン THE ANIMATION」(全11話)があります。

 

原作漫画が1996~1997に連載され、2002年に映画化、2014年にアニメ化と、表現方法は変わっても原作の個性は決して変えず、その面白さは色褪せることなく引き継がれています

みなさんも映画「ピンポン」を見て面白いと感じたら、原作漫画・アニメの方もぜひチェックしてみてくださいね。

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コメント

  1. まるもち より:

    ペコの名言にナレーションの「反応反射音速光速!反応反射音速光速!もっと速く!もっと!!」と「もう一度、握り方から教えてくれろ」
    スマイルの名言に「ヒーロー見参。彼が帰って来ます」と「おかえり、ヒーロー」
    アクマの名言に「少し泣く」と「飛べねえ鳥もいるってこった」
    チャイナの名言に「風の音が邪魔だ」
    ドラゴンの名言に「勝つのか?それもいいだろう、ここはいい…」が入ってたら完璧!

    1. いなみ より:

      どれも良いセリフですよね!またピンポンを見返したくなってきました。
      ピンポンは名言が多くて、各キャラの名言をひとつだけ選ぶとなると苦しい選択だったんですよね・・・。
      せっかくコメントいただいたので、この際まるもちさんが選んだ名言も後日追加したいと思います!

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