『トランスフォーマーシリーズ』見る順番とあらすじまとめ(ネタバレなし)

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オプティマス・プライムのようなギアパーツ

ロボットが変形したり合体したり、そんな空想を頭の中で描いていた頃が懐かしい。

 

 

・・・嘘です。

いい大人になった今でもたまに空想してます。

たまに。

だって変形ロボとか夢があるじゃないですか!!!

 

マイケル・ベイ監督とスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮によって描かれる大人気シリーズ『トランスフォーマー』は、いろんな理由で地球にやってきた金属生命体「トランスフォーマー」が、地球人たちを巻き込みながら大暴れする超スペクタクルSF映画です(ざっくり)。彼らロボットたちが変形するシーンが素晴らしくて素晴らしくて、もう「夢の塊」と言っても過言ではありません。もちろんそれだけじゃない。トランスフォーマーの物語だけではなく、不運にもロボットの抗争に巻き込まれてしまった地球人たちの物語もしっかりと描かれており、さらにその両者のバランスが絶妙。アクションあり、謎解きあり、ドラマあり、恋愛ありと見どころ満載の映画なのです。

この『トランスフォーマーシリーズ』は、2020年までにシリーズ5作とスピンオフ1作の計6作の映画が公開されました。やっぱり見るなら順番通り見て欲しい!ということで、シリーズを見る順番と各映画作品の情報をネタバレなしでまとめました

まだ一度も見たことがない人、まだ全作品は見ていないという人、全作品のおさらいをしたい人の参考になれば幸いです。

 

※作品情報について、2作目以降は追加キャストなどの変更部分のみ掲載しております。

 

『トランスフォーマー』

【作品情報】
監督:マイケル・ベイ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル、ジョン・タトゥーロ
主題歌:リンキンパーク『What I’ve Done』
公開:2007年

【キャッチコピー】
「彼らの戦争 ― 選ばれたのは、地球。」

【あらすじ】
金属生命体「トランスフォーマー」が住む惑星サイバトロンでは、オプティマス・プライム率いる「オートボット」と、メガトロン率いる反乱軍「ディセプティコン」との間で戦争が勃発していた。その最中、惑星サイバトロンの生命の源ともいえる「オールスパーク」が宇宙に消えたのち地球で発見され、戦争の舞台は地球へと移されてしまう。
アメリカに暮らす冴えない高校生サム・ウィトウィッキーは、父親に買ってもらった中古のカマロの正体がオートボットの1体「バンブルビー」だったこと、探検家だった先祖が入手したオールスパークの手がかりを所有していたことがきっかけとなり、不運にもトランスファーマーの戦争に巻き込まれることとなるのだった。

【補足】
ヒロインのミカエラ・ベインズと主人公のサムは実は小学校からの同級生だが、サムの影が薄すぎるのか認識されておらず、転校生と間違えられてしまった。

 

『トランスフォーマー/リベンジ』

【作品情報】
出演(追加):ラモン・ロドリゲス
主題歌:リンキンパーク『New Divide』
公開:2009年

【キャッチコピー】
「リベンジが始まる…」

【あらすじ】
メガトロンとの戦いから2年。オートボットたちは地球を第2の故郷とし、今もなお地球に潜むディセプティコンを破壊するため、アメリカ軍との協力のもとN.E.S.T.(ネスト)という特殊部隊で活躍していた。一方サムは大学へと入学し、楽しい新生活をスタートさせる。2年前に壮絶な戦いを経験したため、まわりの大学生たちと同じように普通の生活を送りたいと願うサムであったが、家で見つけたキューブの欠片に触れたことで、謎の文字が見えたり、自らの意思に関係なく奇妙な行動を起こすようになってしまう。そしてその陰では、メガトロンを復活させた謎のディセプティコン「ザ・フォールン」による新しい魔の手が再び地球へと忍び寄ろうとしていた。

【補足】
1作目に登場したトランスフォーマーは13体だったが、今回は大幅に増員し約60体ものロボットが登場する。さらには、前作では見られなかった「合体要素」が登場する。また一つ男たちの夢が叶えられた訳である。

 

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』

【作品情報】
出演(追加):ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、パトリック・デンプシー
主題歌:リンキンパーク『Iridescent』
公開:2011年

【キャッチコピー】
「人類は 今 立ち上がる。」

【あらすじ】
トランスフォーマーシリーズ第1部の完結編。
かつて惑星サイバトロンをめぐりオートボットとディセプティコンが戦争をしていた頃、一隻の宇宙船が脱出し消息を絶った。その宇宙船「アーク」が月の裏側(ダークサイド)に墜落していることを知ったNASAは、アポロ11号による人類初の月面着陸の裏でダークサイドの調査計画を進め、すべての内容が極秘とされた。
時は流れ現代、アークが月にあることを知ったオプティマス・プライムは自ら月へ赴き、船の中で眠り続けるオートボットの先代リーダー「センチネル・プライム」の救出に成功する。その頃、大学を卒業したサムは、就職先の同僚であるジェリーからアメリカの宇宙計画に関する秘密を託されるが、直後、何者かの手によってジェリーは命を奪われてしまうのだった。

【補足】

  • 『トランスフォーマー/ダークサイドムーン』の脚本は、「アポロ計画陰謀論」をヒントに制作されている。
  • これまでヒロインのミカエラ・ベインズ役として出演していたミーガン・フォックスは、マイケル・ベイ監督への発言がきっかけで、製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグや制作サイドへの反感を買い、降板することになった。劇中でサムはミカエラと別れたことになり、新ヒロインのカーリー・スペンサー役としてロージー・ハンティントン=ホワイトリーが出演した。
  • 驚くことに、N.E.S.T.(ネスト)部隊によるスカイダイビングシーンは実際にプロダイバーが飛んでおり、一切CGは使われていない。怖すぎる。
  • アポロ11号のパイロットとして、人類史上2番目に月面着陸を果たした「バズ・オルドリン」が本人役で出演している。

 

『トランスフォーマー/ロストエイジ』

【作品情報】
出演:マーク・ウォールバーグ、ニコラ・ペルツ、ジャック・レイナー、スタンリー・トゥッチ
主題歌:イマジン・ドラゴンズ『Battle Cry』
公開:2014年

【キャッチコピー】
「共に戦うか、滅びるか。」

【あらすじ】
遥か昔、謎の宇宙船が地球へと飛来し、すべてのものを金属へと変化させる兵器により恐竜たちを絶滅へと導く。
センチネル・プライムとの戦いから5年の年月が経ち、北極では金属化した謎の恐竜が発見される。オートボットたちはこれまで何度も世界を救った過去があるにも関わらず、トランスフォーマーの存在を否定する声は高まる一方で、人類からの迫害を逃れるため身を潜めていた。修理解体工兼発明家のケイド・イェーガーは、部品取りのために廃トラックを買い取り解体を始めるが、トラックの異変に気付く。なんとその正体はあの「オプティマス・プライム」だったのだ。一方、「KSI」の経営者ジョシュア・ジョイスは、センチネルやメガトロンの残骸からその構造の研究を進め「トランスフォーミウム」という物質を発見、人造トランスフォーマーの開発へと乗り出すのだった。

【補足】

  • 前作にてシリーズ第1部が完結したため、キャスト(地球人)が一新されているが、物語としては前作の続きとなっている。
  • 「KSI」の経営者であるジョシュア・ジョイスは、外見、立ち振る舞い、仕事のスタンスなど、あらゆる点でアップル社のスティーブ・ジョブズのパロディとなっている。

 

『トランスフォーマー/最後の騎士王』

【作品情報】
出演(追加):ローラ・ハドック、イザベラ・モナー、アンソニー・ホプキンス
主題歌:X・アンバサダーズ『Torches』
公開:2017年

【キャッチコピー】
「それは本当にヒーローなのか?」

【あらすじ】
人造トランスフォーマー「ガルバトロン(メガトロン)」、創造主により地球へ送り込まれた「ロックダウン」との戦いから数年、人類とトランスフォーマーとの溝は深まる一方であった。オプティマス・プライムが宇宙へ飛び去った後、オートボットたちは再び蘇ったメガトロンに苦戦していた。さらにようやく地球へ帰還したオプティマスが、創造主クインテッサの手によって「ネメシス・プライム」へと変貌し、その矛先を人類へ向けてしまうのだった。
一方、オートボットと行動を共にし続けるケイド・イェーガーは、トランスフォーマーに詳しいというエドモンド・バートン卿、大学教授のヴィヴィアン・ウェンブリーと共に、トランスフォーマーと地球をめぐる歴史と深い繋がりについて知ることになる。

【補足】

  • 前作でKSIの経営者ジョシュア・ジョイスとして出演していたスタンリー・トゥッチが、今作ではマーリン役として出演している。なお、ジョシュア・ジョイスとは全く関係ない。
  • シリーズ第1部に出演しているウィリアム・レノックス(演:ジョシュ・デュアメル)、シーモア・ルーサーフォード・シモンズ(演:ジョン・タトゥーロ)、モーシャワー将軍(演:グレン・モーシャワー)が同じ役で登場し、トランスフォーマーファンにとっては嬉しいサプライズとなった。また、第1部の主人公サム・ウィトウィッキー(演:シャイア・ラブーフ)も写真で一瞬だけ登場する。

 

スピンオフ『バンブルビー』

【作品情報】
監督:トラヴィス・ナイト
製作総指揮: マイケル・ベイ、スティーヴン・スピルバーグ
出演:ヘイリー・スタインフェルド、ジョージ・レンデボーグ・Jr、ジョン・シナ
主題歌:ヘイリー・スタインフェルド『Back to Life』
公開:2019年

【キャッチコピー】
「何があっても あなたを守る。」

【あらすじ】
サム・ウィトウィッキーとバンブルビーが出会う20年前。惑星サイバトロンでは、オートボットとディセプティコンが熾烈な戦いを繰り広げていた。オートボットの劣勢を悟ったオプティマス・プライムは新たな拠点の候補である地球へと向かうよう「B-127(バンブルビー)」に告げる。地球に到着したB-127は、追手のディセプティコンと戦闘になり音声機能を失いながらも何とか撃墜に成功するが、負傷により意識を失いそうになったため、黄色いビートルに擬態し身を潜めることに。そして、1人の少女「チャーリー・ワトソン」と運命の出会いを果たすのだった。バンブルビー誕生の物語が幕を開ける・・・。

【補足】

  • これまでのシリーズ本編はアクション色が強かったが、今作はチャーリーとバンブルビーの出会いを描くドラマパートがメインとなっている。
  • 当時セクター7の新人エージェントだったシーモア・シモンズが登場する。
  • 主題歌『Back to Life』は今作の主人公であるチャーリー役のヘイリー・スタインフェルドが歌っている。
  • スピンオフ作品ということで監督はトラヴィス・ナイトが担当し、マイケル・ベイはスティーヴン・スピルバーグと同じ製作総指揮にまわっている。ちなみにトラヴィス監督はナイキの創業者の息子である。

 

シリーズ新作映画が公開決定!

ついに『トランスフォーマーシリーズ』の新作映画が2022年6月24日にアメリカで公開されることが発表されました。

しかも2本!!!

気になる内容はというと、ひとつは日本でもアニメとして放送されたことのある『ビーストウォーズ』を原案とした作品。もうひとつは、スピンオフ作品『バンブルビー』に関連する作品となるようです。まだ詳細は明かされていないようなので、追加情報に期待が高まります。

 

『トランスフォーマーシリーズ』の見る順番や各作品の情報をご紹介しましたが、少しでも興味が湧いて一度映画を見てみたいなと思っていただけたら嬉しい限りです。

「ロボット」「変形」「合体」。これらのビッグワードって、男のロマンだと思うんですよね。そう考えたら『トランスフォーマー』に惹かれるのは必然なわけで(もちろんそうならない男性もいるでしょうけど・・・)。つまり逆を言えば、女性から見た『トランスフォーマー』ってどう映るんでしょうか。それがずっと疑問で、あのよく分からないけどガチャンガチャンと物凄い細かな変形シーンを見て、「うおぉぉぉぉぉ!」「やべぇぇぇぇぇ!」て感じに女性はテンションが上がるのか・・・。一度、女性陣に感想を聞いてみたいものです。

女性の方やアクション映画をあまり見ない方は、スピンオフ作品の『バンブルビー』から見ると『トランスフォーマーシリーズ』の世界観に入りやすいかと思いますのでオススメですよ。ぜひ!

 

 

 

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