腹筋崩壊太郎で話題!『仮面ライダーゼロワン』第1話あらすじと感想

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
腹筋崩壊太郎で話題!仮面ライダーゼロワン 第1話

※この記事はネタバレを含みます。

 

なかやまきんに君演じる『腹筋崩壊太郎』で話題沸騰の『仮面ライダーゼロワン』
まさか主人公の仮面ライダーゼロワンではなく敵役の腹筋崩壊太郎がバズるとは、誰が予想できたでしょうか・・・。

ツイッターでトレンド入りし、「腹筋崩壊太郎ロス」という言葉が生まれるほどの人気ぶり。スタッフも「嘘やろ・・・」とライダーキック後の着地失敗くらいズッコケていることだと思います。「ネットでめっちゃ盛り上がってるけど、腹筋崩壊太郎って結局なんなの?」って方のために、後ほどこの話題の真相も解説します。(早く知りたい方は、目次からどうぞ!)

話は逸れましたが(いや、実際には逸れてないんですが・・・)、平成ライダーシリーズが終焉を迎え、待望の令和ライダーシリーズ1作目がついに放送開始したわけです。

オダギリジョーさん主演の『仮面ライダークウガ』に始まり、平成ライダーシリーズを見て育った私には「そうか、平成ライダーシリーズが終わったのか」と何だか寂しい気持ちもありましたが、同時に、令和の仮面ライダーはどうなるのかと期待に胸膨らませていました。仮面ライダーゼロワンはその期待の遥か上を越えていってくれたのです。

子供はもちろん大人も楽しめる『仮面ライダーゼロワン』の魅力を、第1話の感想とともにご紹介します。

 

仮面ライダーゼロワン第1話のあらすじ

人工知能を搭載した人型AIロボット『ヒューマギア』が当たり前のように世の中に存在する時代。あらゆる職場で人間に代わってヒューマギアが活躍していた。

人を笑顔にすることを夢みてお笑い芸人となった主人公『飛電或人(ひでんあると)』であったが、なかなか笑いをとれず、ヒューマギアのお笑い芸人『腹筋崩壊太郎』に遊園地での舞台の仕事を取られてしまうのだった。

そんななか、或人の祖父でありヒューマギアの開発・派遣をする会社『飛電インテリジェンス』の創始者である飛電是之介の他界により、或人は祖父の遺言書を受け取る。そこに書かれていたのは、「近い未来、ヒューマギアが何者かによって暴走してしまうかもしれないこと」「そうなった場合或人には、飛電インテリジェンスの社長となり『ゼロワンドライバー』と『プログライズキー』で『仮面ライダーゼロワン』に変身し、ヒューマギアの暴走を止めてほしいということ」だった。人を笑顔にする仕事をしたいからと社長になることを辞退する或人。しかしその「近い未来」が現実となってしまう。

滅亡迅雷.net』という組織の仕業によって、遊園地の舞台に立つヒューマギアの腹筋崩壊太郎が暴走、観客を襲い始めたのだ。遊園地に駆けつけた或人は、人々の笑顔を奪う存在に奮い立ち、仮面ライダーゼロワンとなってヒューマギアの暴走を止めることに成功。助かった人たちの笑顔を見て、社長兼仮面ライダーになることを決意した或人なのであった。

 

仮面ライダーゼロワン第1話の感想

現実味のある「近未来の話」

仮面ライダーゼロワンの世界では、人工知能搭載の人型ロボット『ヒューマギア』が人間の手助けをするだけでなく、より良いサービスの提供や高度な技術の修得までをも実現しています。人間にとってそれはもう当たり前の光景として受け入れられ、人間とロボットの共存に成功しています。

人工知能搭載ロボットを題材にした物語を令和という時代に描くこれはもう「夢の話」ではなく、現実に起こりうる「近未来の話」なわけです。ロボットが人間社会で共に暮らすという物語は、これまで数多く描かれてきましたが、昭和や平成の時代では、この手の「未来の話」は「夢の話」と捉える人が多かった。今や1人1台スマホを持ち、人型とまではいかなくともあらゆる場面で「人工知能」いわゆる「AI」という技術が活用されています。

そんな時代だからこそ、仮面ライダーゼロワンの世界はファンタジーでありながら現実味のある世界観として、これからの令和を予感させるかのような楽しさや怖さがあるんですね。

 

人工知能の素晴らしさと危うさ

家庭用お掃除ロボットの『ルンバ』や、ソフトバンクのお店でお馴染みの人型ロボット『Pepper』、車の自動運転技術、AIアシスタントを搭載したスマートスピーカーなど、私たちの身の回りでもいたるところで人工知能という技術が活かされています。確実にゼロワンのような世界に近づいているわけです。

もちろん人工知能は素晴らしい技術であり、人々の生活を豊かにする存在です。今後さらに速度を増して技術の発展を遂げることでしょう。しかし、万が一『人工知能』を搭載したロボットが誤作動を起こしたら・・・と考えるとちょっと怖いですよね。ゼロワンのように人を襲うというのは極端な例ではありますが、例えば自動運転中の車が急に蛇行を始めたりしたら、命に関わる問題にも繋がってしまいます。あくまで人間が「主」であり、人工知能は補佐という立ち位置を守るべきなのかもしれませんね。こういった「人工知能の危うさ」もゼロワンのひとつのテーマなのではないでしょうか。

 

「未来の社会問題」を描いているのかもしれない

仮面ライダーゼロワンでは、ヒューマギアがあらゆる職業を人に代わり担っています。最近よく耳にする「人工知能搭載ロボットが人間の職の代替となる」という話がこれですね。実際、主人公の或人も「お笑い芸人」という立場をヒューマギアに奪われてしまいます。観客にしてもヒューマギアの方が面白いのだから、これは当然の流れでもありますよね・・・。

その他、企業にとっても作業効率や人件費の面を考えるとメリットは高いですが、一方で或人と同じように職を失う人が出てくるという問題を無視はできません。「こんな仕事はロボットには無理だ」と思っていたことが、年を重ねるごとに実現されていく。数十年後、私たちの世の中はいったいどうなっているのでしょうか。

映画『アイ,ロボット』や『オートマタ』でも描かれたように、ロボットとの関わり方は必ず考えなければならない問題です。
シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉があります。人工知能の研究が今のペースで発展し続ければ、2045年頃には人工知能が人類の知能に到達すると予想されており、これは「2045年問題」ともされています。つまり、このシンギュラリティが人類の知能の限界となる可能性があるのです。人間が考えるよりも、人工知能に考えさせた方が良い結果を導きだすことができるわけです。しかし、これは人類と人工知能の優位性の逆転にも繋がるため、この問題とどう関わっていくかはまさに「未来の社会問題」といえるのです。

仮面ライダーゼロワンの物語でも、この問題について触れられていくのかもしれませんね。
暗躍する『滅亡迅雷.net』があぶりだすヒューマギアの闇や、その目的、そして今後の物語にどう絡んでくるかも気になるところです

 

ゼロワンの演出がとにかくかっこいい

人工知能やロボットの問題に注目しすぎて、メインであるはずの仮面ライダーゼロワン自体に触れることを忘れるところでした・・・。

もちろんゼロワンのデザイン性の高さも見逃せないポイントです。
第1話で登場した『ライジングホッパー』フォームは、かつての仮面ライダー1号と同様にバッタをモチーフとしつつも、蛍光色を基調とした時代背景に合う先鋭的なデザインとなっています。そしてなにより、変身から戦闘・フィニッシュまで全てにおいて、エフェクトの演出がいちいちかっこいい。映像を見ていても細部までかなりのこだわりを感じました。フィニッシュのライダーキック『ライジングインパクト』を見たときは、心の声がもれてしまうほど興奮してしまいました。まるで、鬼滅の刃の我妻善逸の技『雷の呼吸 霹靂一閃・六連』を彷彿させる演出でした。

今後登場する『フライングファルコン』や『バイティングシャーク』などの別のフォームの演出も楽しみですね。

 

腹筋崩壊太郎とは

第1話を語るうえで、やはり『腹筋崩壊太郎』は外せません。
腹筋崩壊太郎を演じた、なかやまきんに君もここまで話題になるとは思いもしなかったでしょう。

腹筋崩壊太郎とはお笑い芸人を務めるヒューマギアです。

主人公で売れないお笑い芸人の或人が遊園地の舞台で見事に滑ったあとに登場し、腹筋崩壊太郎の一発ギャグ(マッスルポーズとともに腹筋が崩壊し吹き飛ぶギャグ)で観客の笑顔を勝ち取ります。或人は職を奪われてしまったわけですね。でも、腹筋崩壊太郎には悪気があるわけではなく、或人同様に「人を笑顔にしたい」という想いをもっているのです。

そんななか『滅亡迅雷.net』の仕業によって、不運にも怪人『ベローサマギア』と化してしまい、最終的にはゼロワンに破壊されてしまいます。仮面ライダーでの怪人の末路には、「悪い部分が取り除かれて元の存在に戻るパターン」と「破壊され消滅してしまうパターン」とあるのですが、ロボットが敵だからなのかゼロワンでは後者のパターンなんです。もともとが良いヒューマギアだっただけに、破壊されてしまうというのはちょっと可哀想ですね・・・。もしかしたらこの先の物語で「元が善だったヒューマギアを破壊するのは果たして正しいことなのか」という流れになる可能性もあるのかもしれません。

このような背景となかやまきんに君の名演技により、腹筋崩壊太郎は主役を抑えてバズってしまったのでしょう。

 

第1話がYouTubeで無料公開中!

いかがでしたでしょうか?

『仮面ライダーゼロワン』は、毎週日曜午前9時よりテレビ朝日系列にて放送中です。
第1話を見た方も、まだ見てないという方も、この記事をきっかけに興味を持っていただけたら幸いです。

見逃した方に朗報です。
今ならYouTubeにて第1話を配信中です。気になる方は2話に備えてぜひ視聴してみてください。

 

令和ライダーシリーズ第1作目『仮面ライダーゼロワン』の今後の展開が楽しみですね。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*